上の子可愛くない症候群かも。おすすめの乗り切り方4選!
「私、上の子可愛くない症候群かも?」と思いこの記事に辿り着いてくださったあなた。かわいい我が子のはずなのに、キツく当たってしまったり、少し冷たい言い方してしまったり、本当はそんなことしたくないのに。と後悔の毎日を送っていることかと思います。
私も下の子が産まれて退院後、上の子を可愛く思えない時期がありました。本記事ではそんな時の過ごし方や、乗り越えた時期についてご紹介していければと思います。
読むより聞く方がお好きな方はstandFMにて同じ内容の音声配信がありますのでぜひお聞きください。
上の子可愛くない症候群とは?
弟妹を出産後に、先に生まれていた兄姉のことを可愛くないと感じてしまうことを俗に「上の子可愛くない症候群」と言われています。
時期も理由もそれぞれで、なかには産前からこのような感情になるという方もいるようです。
下の子が小さいからか、上の子が退院後からとても大きく見えてしまう。かまってほしくて下の子のお世話中に背中に乗ってきたりすると、とてもイライラしてしまいました。
上の子が言ってることが分かるのでついつい「自分でして」「あっち行ってて」と言ってしまい後悔。まだまだ「ママにしてもらいたい」と思う時期なのに、と寝顔を見て罪悪感で泣けてきます。
おすすめの過ごし方
とにかく自分にも、上の子の言動にもなぜかイライラしてしまいますよね。そんな時におすすめの過ごし方はこちら。
上の子への制限をしないこと
子育てをしてると、おやつの量やテレビの時間など気になる方も多いかと思います。私は二人育児に慣れるまでそれらを無制限にしました。
理由は、ママを今までのように独り占めできないことが一つの制限だと感じたからです。
無制限にしたことで、虫歯になってしまったり、目が悪くなってしまったりということはありませんでした。それは歯磨きをきちんとすることや、制限するのではなくテレビを見ない時間をつくっておくなどの工夫もしていたからだと思います。
いつかはしてもいいこと・悪いことがはっきりとわかる時がきますし、永遠に無制限なんてことはできません。ですが、こんな時ぐらいは「まぁいいか!」と妥協することは自分にも上の子にも、とても大切なことです。
上の子を親友のように思うこと
子どもだと思ってしまうと、どうしても「〇〇しなさい!」「〇〇しないで!」などと指示をしてしまいがちになるかと思います。私はそういう言葉を言いがちだったのですが、友達のように親友のように話しかけることで、お互いに楽しい気持ちになれる時間が増えました。
「今日の晩御飯何がいいかな〜?」
「○時になったら、これしようか!」
「この中で何が一番好き?」
「見て〜!(下の子)が笑ってるよ〜!」
まだ言葉がわからないだろうなと思っていても、そう話しかけることで言葉をだんだん理解して話してくれるようになりました。
あとは、ママ自身がキャパオーバーになって上の子に怒鳴ってしまったり、下の子のお世話で失敗してしまったりした時に、その失敗を素直に上の子に話してみるのもおすすめです。
「ママ、これできなかった〜。失敗しちゃった〜。」と話すことによって、自分自身が知らずに身につけていた「完璧なママでいなくちゃいけない」という鎧が外れます。
なんでも話せる親友のように思って話しかけてみましょう!
上の子と二人で過ごす
産後すぐは難しいですし、人の協力がないとできないことですが、上の子と二人の時間を過ごすことで、上の子の可愛さを再確認できます。二人ともが楽しめることを選択して過ごすことがおすすめです!
私は下の子を夫に任せて、1時間くらいでしたが某有名ドーナツショップでドーナツを食べに行きました。美味しいものは幸福感感じやすくてオススメです。
過ごし方はなんでもいいと思います。お互いがストレスに感じにくいことを見つけて、過ごしてみましょう。
上の子のアルバムを見て振り返る
上の子も元々は同じ赤ちゃんだったのですから、こんなに大きくなったんだな〜としみじみ感じられるアルバムはとてもおすすめ。アルバムがない方も、撮っていた写真のデータや動画を見返すと、小さかった頃のことを思い出せます。
なぜおすすめかという一番の理由は、小さかったからかわいいのではなく、こんなに小さかった子が今はこんなに大きくなったんだという成長に感動できることです。小さかった上の子が可愛いのではなく、大きくなっても可愛いという感情に気づくことができます。
定期的に振り返ることができるので、歩き出した頃や、初めて言葉を行った時などたくさんの動画を残しておいて本当に良かったなと思いました。
おわりに
いかがだったでしょうか。自分が「上の子可愛くない症候群かも?」という疑いが少しでもある方は、とにかく一度やってみてください。
それでも変わらない時は、自分が一人で過ごす時間をなんとか作って心の余裕をつくるか、子どものお世話を手伝ってくれる人を頼るなど工夫してみましょう。
ママも子どもも健やかな心と体で過ごせることが何より大切なので、自分一人で解決しようとせずに、パパや周りの方に頼りながら、自分のことも子どもと同じように大切にして過ごしてください。
chico